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06/09/24 | ||
書籍の紹介 |
緊急提言 |
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INDEX |
独断的解説 | ||
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がんばれ中小企業!! 不況に負けるな
1.企業を守るために戦い勝利した人々の感動的なレポート 2.景気はいつ回復するのか? 3.「不良債権」の正体とその処理の仕方 4.「大不況」でも生き残れる道がある 5.個人保証は許されざる悪法 6.がんばれ、負けるな中小企業 7.地元金融機関を守ろう |
「頑張れ、生き抜け、中小企業」をスローガンに全国で緊急提言している、自称「企業を救う医者」である、筆者紹介
1930年生まれ。日本大学法学部卒。1985年商工中金東京支店参与から退転、1990年(有)第一経理経営相談室長を経て、1990年(有)祝経営研究所を設立。企業を救う医者として年間400件を越える相談を担当。金融機関対策、倒産救済対策の実績は日本一。著書に「倒産は必ず防げる」「どんとこい銀行」など多数。 まえがきにもある、「病気になった企業の医者」として活躍中。「利息だけ払えば正常企業」「担保不動産さえ捨てれば、無借金経営」「個人保証は悪法」と、ほとんどの中小企業が、今、直面している危機的状況を、必ず「生き残れる道がある」と具体的に処方箋を書いたものがこの本である。
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発行 (株)しょういん ISBN4-901460-06-4 著者 岩井 義照 平成13年12月15日初版 ¥1,500円 |
(有)祝経営研究所 東京都豊島区雑司ヶ谷3-1-5-104 Fax 03-3980-6945
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金融機関から退転して、中小企業の金融対策を指南、まさにボランティアのおじいさんである。中小企業をつぶしたら日本はなくなると。先日の札幌講演でも拍手喝采の、今次の日本の救世主である。 | |
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インターネットの電子図書館をご紹介します。
著作権の保護期間を過ぎた(作者の死後五十年)作品の電子化サイトです。 是非一度訪問してごらん下さい。http://www.aozora.gr.jp/ |
作品紹介 | |||
後世への最大遺物内村鑑三 |
社会人になって単純作業に従事していた頃、牧師さんから薦められた書籍がこの短い演説をまとめられたものでした。 後世へ自分に何が残せるか(遺せるか)、金も良い、事業を遺しても良い、思想を遺してもよいが、誰にでも出来る 最大の遺物とは「勇ましい高尚なる生涯」であると。
・・・・・・・・・われわれに後世に遺すものは何もなくとも、われわれに後世の人にこれぞというて覚えられるべきもの はなにもなくとも、アノ人はこの世の中に活きているあいだは真面目なる生涯を送った人であるといわれるだけの ことを後世の人に遺したいと思います。(拍手喝采) |
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書籍の紹介 |
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INDEX |
独断的解説 | ||
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1.殺される側の論理 2.真の冒険者と似而非冒険者 3.侵略する側とされる側 4.貧困なる精神-悪口雑言罵詈讒謗集 5.急死した友へ
INDEXでこの誌の構成を見るにはムリがある。本多氏が70年初期に雑誌や新聞に発表したもの。ほとんどがルポルタージュで、虐待される(殺される)側も含むが管理される側、調査される側、搾取される側など多岐にわたっている。 |
青年時代に「される側」を強烈に意識させられた本である。
確実に経済が右肩上がりで、将来の豊かさを信じて「はしゃいで」いた時代であり、「朝日新聞」の記者である、彼の「アメリカ合州国」論など非国民的に扱われていたように思う。ベトナム戦争の虐殺、殺戮の現場にいて、国内の動物保護の議論などを聞くと「おまえは何者だ」という筆者のいうことに理解できない人はいないと思うが、要はいかに「常に、される側」を意識して物事が考えられるか。 現代の社会の仕組みに構造改革というふるいがかけられているが、いかに官吏や仕組みに「する側」の理論がまかり通っていたか、本多氏の視点でみれば当り前のことが読み取れる。 |
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発行朝日新聞社 0036-253868-0042 著者 本多勝一 昭和46年4月初版 |
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INDEX |
独断的解説 | ||
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サラリーマンリカバリー 会社から自分の人生を取り戻せ
1.見えない大陸時代のリカバリー 2.自分の人生を生きろ 3.全員リカバリーが必要だ 4.尖ったビジネスマンになろう 5.リカバリー三種の神器を磨け、使え 6.リカバリーの大前流SAP作戦 7.問題解決には何が必要なのか?
もっと大前研一! Let’s Contact!
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プロローグから ・・・・もはや単なるサラリーマンでは将来は暗い。自分の人生を一度オールクリアして新しく設計すべきである。いったい誰のための人生なのか。君は誰の人生を生きているのか。会社から自分の人生を取り戻せ。世界に通じる仕事のやり方を身につけろ。・・・決まった正解なんかない。「このままいけば景気は回復する」なんていう希望的観測はぶち壊せ。君は自ら、自分の人生の最高経営責任者(CEO)にならなくてはいけない。 2000年6月 大前研一
サラリーマン・サバイバルの続編というが、この本だけでも十分作者の意気込みが伝わってきます。固定概念を打破、過去のルールは無視、自分の一度の人生を他人に任せるな、英語とパソコン、ファイナンスはサラリーマンにも必須のものという。 死んだら「物」は不要になる、といった、かなり乱暴な提言だが、生涯学生というのは戴ける。ただその資質がないと生活保護を受ける羽目になる。 Are You Ready? |
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小学館 ISBN4-09-387300-3 著者 大前研一 ¥1,575 2000年7月20日初版 |
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INDEX |
独断的解説 | ||
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1.悪循環からの脱却 2.未来のための競争 3.過去を忘れる 4.産業の未来をイメージする競争 5.戦略設計図を描く 6.ストレッチ戦略 7.レバレッジ戦略 8.未来への構想を有利に展開する競争 9.未来への扉を開く 10.コア・コンピタンスを展望する 11.確実に競争に勝つために 12.考え方を変える |
タイトルのコア(核)コンピタンス(能力資産)経営とは、その企業のコアとなる特異な技術、資産などを生かす経営ということで、特に新しい発想ではない。リストラクチャリングは究極は人員削減だが、それでは企業は回復できない。危篤状態になるまでの時間稼ぎだと。リエンジニアリングはプラスになるがナンバーワンにはなれない。
アメリカの企業を事例に、あたかも日本の大不況の今を語るがごとく、当を得た分析はなかなかのもの。今の日本の企業は以下のアンチテーゼ辺りだろう。この本のポイントは右下の提言である。リストラでコア・コンピタンスを構成するスキルを持つ人材までも手放し、ついにはコア・コンピタンスまで失うという愚行の危険性を指摘している。 中小企業の一人でも多くの経営者に読んで頂きたい一冊。 |
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日本経済新聞社 ISBN4-532-14364-0 著者 ゲリー・ハメル/C.K.プラハード 訳者 一條和生 ¥2,000 |
テーゼ 本社 集権化 官僚主義 クローン人間 技術主導 事業多角化 |
アンチテーゼ 事業部 分権化 権限委譲 反逆者 顧客主導 コア・ビジネス |
新しい考え方 事業部間をつなぐ 集合 方向を示す 活動家 利益主導 コア・コンピタンス |
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INDEX |
独断的解説 | ||
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宋の蘇軾(そしょく) 泰然自若の哲学 1.「サヨナラ」だけが人生じゃない」 2.たとえ会社から見放されても 3.出世街道の「落とし穴」にはまっても 4.リストラの波に溺れても 5.出向、左遷の目にあっても 6.ずっと遠くにとばされても 7.「辞めるのは、おやめなさい」
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中国の古人「蘇軾」の左遷人生、64歳で死去するまで、全土を流転する。時には知事として、時には投獄され、左遷され、現代のサラリーマンの何人分も体験する、その人生を題材に、とにかく「もっと自由に、自分らしく、自然体で生きてみないか」という。
見切り千両ということばもあり、場合によっては「辞める」ことが必要な場合もあるが、多くの場合、力まずに距離をおいて考えると、どちらの会社も似たり寄ったりで、本書が該当?するのではないか。 会社を辞めたくなったときに買った本で、一番新しい本ということ。 |
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KKベストセラーズ ISBN4-584-19133-6 著者 志田唯史 ¥1,400 |
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独断的解説 | ||
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序章「学問のすすめ」 1.人間ってなんだろう 人間の存在に必要な四要素 人間と動物との違い 水の役割 「地球の水は宇宙の果てから飛来」 2.現実の問題から 狂牛病に思う 電磁波を知ろう 難病はなぜあるのか 3.共鳴磁場エネルギー E=mc2の本当の意味 意識の向上とは エネルギーについての考察 最終章 もっと本当の涙を流そう |
MRA(共鳴磁場分析器)なる波動エネルギーを測定できるものが出現し、摩訶不思議なことが起こっている。江本勝氏の本がいろいろとでているが、波動についての入門書といったところ。 波動転写など、理解できないものが多いが体験してみては如何か。病に勝つために大きなエネルギーとなるようである。
リンク 国際波動友の会 |
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PHP研究所 ISBN4-569-55258-7 著者 江本 勝 ¥1,500 |
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独断的解説 | ||
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ルポルタージュ巨大企業と労働者 わが亡きあとに洪水はきたれ! 1.<石油・石油化学>檻の中の労働者 2.<海運・港湾・造船>世界第一位への航跡 3.<自動車>くたばれモダンタイムス 4.<鉄鋼>繁栄の詐術 5.<電機>華麗なイメージの内幕 6.<スーパーマーケット>繋がれた娘たち 7.<銀行・保険>疾走するホワイトカラー 8.<運輸・農漁民>裏街道の人々
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とにかく、わが亡きあとに洪水はきたれ!という呻き声のタイトルに30年近くたった今でも忘れられない本である。既にカバーはない。
1970年代全般の、モーレツ主義、合理化、高度成長という渦の中で、多くの労働者がいつの日か「きっと来るさ、働く俺たちの世の中が」と謳い、人間疎外、個人を無視した体制に耐えていた、そのルポルタージュである。すべての産業の主要企業の現場であったことが、今はないのか、とんでもない。 結局、その経済はバブルによって終焉したと言われるが、その後のリストラの嵐を見るに、戦後何ら変わっていないように見える。当時より労働者の目から見て、何か良くなったものがあるのか。経営者と労働者、などという階層の問題ではない、マネーゲームと働く人間とのかかわりの問題ではないか。 |
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株式会社現代史出版社 0030-209020-1971 著者 齋藤茂男 |
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