Series

          琥珀の匠と黒の壱

 

Taku-1(漬物日本一)でグランプリを戴いた「たくわん」です。

能正NEWSでも色々と紹介しています。参照ください。

 

こちらの飾りつけもご覧下さい。

レシピ

 

材料

 

材料

大根(縦2ツ切り〜横半分)・・・・1本
いり黒胡麻 ・・・・・・・・・・少々


[1回目の粗漬け用]
炒り糠 ・・・・・・・・・・・2カップ
塩   ・・・・・・・・・・・大さじ2杯
水   ・・・・・・・・・・・1カップ
 ※上記を混ぜ合わせしっとりさせておく


[本漬け用の材料]
擦り胡麻 ・・・・・・・・・・100g
昆布醤油 ・・・・・・・・・・1カップ
甜菜糖を煮詰めたソース・・・・1カップ
漬物用昆布(2センチ角)・・・・3枚
唐辛子 ・・・・・・・・・・・1本


[摺り胡麻漬け液の作り方]
甜菜糖ソースと醤油をさっと煮て冷まし胡麻を

加えよく混ぜ合わせ、昆布と唐辛子を入れ、

1時間おくと出来上がり。

1.

大根はしんなりするまで干す(好みでよいでしょう)。粗漬け用の糠を干し大根に塗り付けながら、漬物容器に入れ重石をかける。

 (2日間漬ける)
※胡麻の香りや味を出すため長くは漬けなくて良い。

2.

(1)の粗漬け大根の糠を手でしごいて取り、水洗いして大根の水分を拭き取り、本漬け用の擦り胡麻漬け液をまぶしかけ、重石をして冷蔵庫(中段3℃〜4℃)で3週間〜1ヶ月漬ける。
※早く食したいときは、大根に切り込みを入れると良い。

3.

(2)の大根は、洗わないで薄切りにしたり、削り切り、乱切りなど好みで器に盛り、白胡麻味には炒り黒胡麻を(少々)かける。
※良く漬かったら漬け汁を7分通りこして残った擦り胡麻を大根に絡めておくと味もなじみ日持ちします。

   
  作品のエピソード
 

私の漬物に対する基本的な考え方は、食べて頂く皆様の体を守り、美味しさの喜びを感じて頂ける様な作品を作ることでした。

季節、季節で採れる野菜、海の幸を使い体に良く食べて頂く方に喜んで貰いたい気持ち、私自身作る過程を楽しみながら作ってきました。

−番は新鮮さと特に今年の夏の暑さは凄かったので、清潔を第一に気を付けて居ますが、神経質になるくらいの気持ちを持つことを心がけました。

食して頂く皆様の安全は、作り手の気持ち次第と思い誠意を持って作らせて戴きました。

ちょっと大げさなネーミングですが、このお漬け物は52年間の(21歳の時から漬け始め)漬け物を漬け続けた中で、一番気にいった漬けものです。私の漬物人生では、これ以上はないと思いましたので、思いきってこの様に名づけてもらいました。美味しくて体に良い漬け物を目指し、特に作る過程が楽しみでここまで来てしまいました。皆さんに喜ばれ、待っていて下さるので真剣になって作ってしまいます。漬け物時期には、特に元気を頂いて居ます、本当に有難い事です。

  味のポイント・自己PR
 

しっかりと大根をサンドライにすることによって、水分が抜けて大根の旨味が増します。ビタミンDもしっかり取れます。甘味で胡麻の香り一杯の健康志向の新沢庵です。
自己P R〜

大根の太さを 大、中、小、と取り揃え、大は縦割り、干す日数を短く、(漬けたとき柔らかい)中は丸のままでも好みで、細い大根は(我が家ミニ畑で採れたもの)しっかり干し、パリパリの食感を楽しめるように作りました。

作る過程を大切に楽しみながら、出来上がったら切形でメリハリをつけ試食
を友人、ご近所様、親戚のみなさんにお願いしましたところ、胡麻味は始めて美味しいと喜んでもらえました。白胡麻は琥珀色の最高に美味しい、良い
色の漬け物になりましたので、ネーミングは《琉珀の匠》、黒胡麻は深い味わいがあり、一億の人の長寿を願い《黒の壱》としました。

(※大根は普通の太さで一週間位干すのが好いのですが、季節の温度で加減して下さい)

   
   
   
  TVでの作り方紹介  
 

たくわんグランプリで大賞を頂いてからTVで制作過程が放映されました。

ぜひ参考にしてください。こちらからどうぞ

  
 

 

 

 
最初のページへ

                    漬物の目次ページへ