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              うの花 漬け

 

 卯の花(おから)床で作る漬物です。糠床がなくても簡単に作れます。

 

※この漬け物は、若い頃知り合いのお豆腐屋さんから頂いたおから、豆乳で簡単な、糠床の代りに漬けました。

これも「パン床漬け」と一緒で、重石も要らずジップの袋で漬け、冷蔵庫
で1〜2時間で漬かる、手軽さが受けている様です。
このおから漬けは野菜ばかりではなく、秋刀魚、ホッケを漬けたり、鯖の〆ずしにも我が家では使っています。
私はじっくり時間を、日にちをかけて作る漬け物が好きなのですが、簡単なものも受ける時代、漬け物は伝統的な、長期保存熟成形、乳酸菌醗酵形の漬け物を好んで漬けて来ましたが、時代と共に新しい漬け物も一考ありかなと考える今日この頃です。

レシピ

 

材料

 

材料(1回分)
 胡瓜 ・・・2本
 人参 ・・・1本
 蕪  ・・・2個
 長茄子 ・・1本
A〜
 おから ・・・180g
 漬け物塩・・・40g
 豆乳  ・・・100cc
 蜂蜜  ・・・大さじ3杯
 リンゴ酢 ・・大さじ2杯
 ローリエ ・・・1枚
 鷹の爪  ・・・1本

1.

野菜は水洗いして、水分をしっかり拭き取り、胡瓜はななめ2つ切り、人参は 薄切り(ななめ切りでも、輪切りでもよい)蕪は4ッ切、ナスは4ッ切。

2.

Aを混ぜ合わせ、ジップ袋に入れ@をうずめる様にして漬ける。
  冷蔵庫で1〜2時間おく。

3.

Aしんなりしたら食べ頃、水洗いして切り分けて盛り合わせる。

   
  作品へのコメント
 

※3〜4回野菜を漬けて戴けます。野菜からの水分がでて来ますので、水分は絞って捨てて、塩その他の調味料をほんの少し足して漬けると、冷蔵庫で4日は楽しめます。


☆重石も要らず簡単に、ジップ袋で漬けて誰が漬けても失敗は有りません、冷蔵庫で、4日〜水分調節<出た水分はこまめに取り除き>して塩や甘味などを足して糠床の様に1週間くらい使っています。

 
   
   
   
   
  卯の花(うのはな)  
 

「おから」
豆腐を製造する過程で、大豆から豆乳を絞った後に残ったもの。食物繊維を多く含み、火を通して食べることが多い。
「おから」は絞りかすの意で茶殻の「がら」などと同源の「から」に丁寧語の「御」をつけたもので、女房言葉のひとつ。

 

「から」が空に通じるとして、縁起を担いで、白いことから卯の花(うのはな、主に関東)、包丁を使わず切らずに食べられるところから雪花菜
(きらず、主に関西)などと言いかえることもある。「おから」自体も「雪花菜」の字をあてる。

  
 

 

 

 
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