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              北海まつぶ 飯寿し

 

 イズシ(飯寿司、飯鮨)

 飯鮨(いずし)は、乳酸発酵させて作る「なれずし」の一種。

 

 

 

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レシピ

作り方

材料

 

材料(1回分)

まつぶ ・・・・ボイル15個
(イ)
生姜  ・・・・千切100g
人参  ・・・・千切100g
キャベツ・・・・1枚細切り
大根  ・・・・千切100g
蝦夷わさび・・・すりおろし6cm
塩   ・・・・大さじ1杯
酢   ・・・・150cc
  ☆ 野菜は塩揉みして水分を絞っておく
A〜
麹  ・・・・100g
塩  ・・・・小さじ1杯
オリゴ糖・・・大さじ 1杯
生姜絞り汁 ・大さじ1杯
酢  ・・・・大さじ2杯
柚子 ・・・・1個(皮千切、実は絞る)
鷹の爪輪切・・1本
 ☆混ぜ合せておく。
 本漬けの3日前に作り冷蔵庫におく。


1.

真つぶは2つ切にして内臓の黄色い米粒状の油は取り除き、そのままでも好みの薄切りにしても良い。塩を振り10分おく。

2.

@を酢洗いしてザルに揚げ、新しい酢に漬け冷蔵庫で30分おく。

3.

漬け物容器にAと(イ)☆・Aを交互に散らしながら詰め、重しをかける。

4.

一週間漬けて麹が柔らかくなったら水分を捨て一晩おいてから食します。

5.

   
  作品のエピソードなど
 

※作り方は帆立の飯ずしと同じですが、つぶは内臓の米粒状の(大きいのも有る。)油はかならず取り除いて調理する事。
食べると、酔ったような症状や眼がちかちかしたり、発疹など、異変を感じることがあるのでご洋意下さい。
北海道の人は皆さん良く知っていますが知らない方の為に書き記しました。


   
   
   
   まつぶ(真つぶ)貝  
  一般にツブと称されているの貝類の大部分はエゾバイ科の貝で、その中でもエゾボラ属 Neptunea やエゾバイ属 Buccinum など中型−大型の寒流系の種が多い。それらは単にツブ貝と呼ばれることも多いが、エゾボラは「マツブ(真つぶ)」、細長くて螺状の筋が明瞭な貝(シライトマキバイ、オオカラフトバイ、ヒモマキバイ、クビレバイなど)はその形から「灯台ツブ」、ヒメエゾボラやエゾバイ、コエゾバイなど沿岸の浅瀬で採れるものは「磯ツブ」などと適宜言い分けられることもある。

 

日高の真つぶ」

「日高の真つぶ」と呼ぶのは、正式和名でエゾボラというツブ貝。

日高の「つぶ」の漁獲量は、北海道全体で約9千トンのうち3割の3千トン。漁獲金額は、北海道全体で約30億円のうち約4割の12億円を日高が占めています。

 

       
 
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