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グループテクノロジーの概要

著書の紹介        

1905年ミュンヘン生まれの工作機械設計学の先駆者、というところ。

訳者の一人、鈴木隆氏は北海道工業大学経営工学科の教授でもあったゆかりの人。

 

表題 グループ・テクノロジー

副題 部品グループ加工によるコストダウン

        昭和48年7月第3版 

       社団法人日本能率協会編

 

◆本誌の概要

複合部品ボルトの拡大

gt06.jpg (222130 バイト)gt07.jpg (129159 バイト)

グループテクノロジーの真髄は、標準化にあるが、初期の時代には部品グループの加工工数を削減するために設計段階で共通加工要素をマトリックス化して、再利用する、共用するというものであった。

現代ではCAD(コンピュータ援用設計)での共通部品の利用はまったく当り前のものとなっている。昭和60年代には多くの製造業に広く採用され、生産性の向上に貢献した。ミックスプロダクション(製品混流生産)やカンバン方式なども基本にはこういう徹底した標準化があってなせた技と考えている。

本誌の範囲は副題にあるように部品グループ加工に特定しているが、中小企業メーカーにとっての製品開発にも非常に有効なコンセプトである。その実例を紹介しよう。

 

GTの製品開発への展開 ->

GT(グループテクノロジー)

関連リンク

GT手法応用マニュアルテクノロジー

 


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